ロマンス—いつも心に太陽を脚本:つかこうへい/構成・演出:鈴木憲一
Cast :: 出演
- 青木シゲル 石田英臣
- 花村牛松 中村健
- 藤田先生 藤田訓佳
- 大石康五郎 山田宗幸
- 百合子先生 安藤花恵
Data :: 情報
- 京都大学・西部講堂
- 2001年2月10日〜12日・14日/全4ステージ
Scenario :: 台本
唯一、主役が女性でない芝居です。
そして、脇役向きだと思っている役者に主役をやらせた芝居です。これ以降も脇役にすると見事に脇役っぷりを発揮してくれた二人が、この公演だけは見事に主役を演じきりました。何がどうなっているのか分かりません。
一人、役者経験のない素人が出ていました。二、三年前の劇団ケッペキの団内発表会(新入生の育成と、偉そうに言えば資質の見極めのために、一般の客を呼ばずにやる公演、内容は全く覚えてない)の時に、偉そうな先輩として「面白い、舞台上に最初から最後まで立っているだけの役で使いたい」と言ったらしいのですが、言った本人は全く覚えていない。言われた側はしつこく覚えていて、公演の制作をやってくれと電話したら、役者として出たいと言われてしまい、頼まれたら断れない気の弱さから出してしまいました。結果的には、大満足。
もう一人、ある公演で特に理由もなく気に入った役者を出しました。大きな期待はしていなかったし、稽古中も半ば後悔し始めていたのですが、これが、大化けに化け、今後の公演で中心的な役割を果たしてもらうことになりました。
結局、全ての役者に、いい意味で裏切られた公演。他の二本同様、役者に頼る部分が多かった公演。つくづく演出には向いていないのだと思います。
三本立ての中でも、他の公演もあわせても、もっとも派手さのない芝居ですが、もっとも難しく、もっともやりがいのある公演だと思います。役者の力が如実に出る芝居でもあります。
『売春捜査官』の音響と同様、全八公演の中で唯一度だけ組んだ照明の西川さんも、期待以上に、大満足の光で芝居を引き立ててくれました。
ちなみに、全八公演の中で音響はこれが一番好きです。
総じて、スタッフさんには、本当に助けられてます。

